年下御曹司の箱入り家政婦


「これで満足したでしょ?」

私は使命を果たしたようにほっと息をつく。

「そんなんじゃ、満足できないよ」

しかし、櫻ちゃんは不満げに呟いた。

そして
「このくらいしてもらわなきゃ..」
そう言って櫻ちゃんは私の後頭部に手を添えると自分の元に引き寄せて私の唇を塞いた。

「ふ. . . んっ. . . .」

櫻ちゃんは私のキスじゃ物足りないと言うようにスルリと舌を差し込むと角度を変えながら深く舌を絡ませてくる。
私はビクビクッと体が震えて後ろに逃げようとするが櫻ちゃんの大きな手がそれを阻止されてしまう。

「まって. . ..息ができないっ」

私は今度は顔を横に反らして息をつく。

「逃げないで。もう少しだけ . .」

しかし再び顔を戻されて
深く絡まるキスが容赦なく私を襲う。


「ンッ...んッ..」


いやいやと首を振っても執拗追いかけてくる舌に私は為す術もなくただ受け入れるしかできない。

あまりに長いキスに私の頭が麻痺してきたころにやっと唇が開放された。

「これのどこが一瞬なのよっ. ..」

私は息も絶え絶えに櫻ちゃんを睨みつける。

「9年分のご褒美だからね」

いたずらっぽく笑う櫻ちゃんは私の睨みなど微塵も気にしてないというように有頂天になっている。