そして社会人になってから4人でスーツ姿でお酒を飲んでいる写真、お互いの結婚式での写真、私が生まれてお見舞いに来たときに撮った写真. . .
ページを捲るごとに写真の中に4人の絆の歴史が刻まれているようで私は自然と笑みが溢れる。
「櫻ちゃん可愛い. . .あれっ?」
櫻ちゃんが生まれた時に産婦人科の
病室で摂られたその写真には
私の両親の傍らで嬉しそうに櫻ちゃんを
眺めている当時3歳の私の姿があった。
「私、櫻ちゃんが生まれた時から
出会ってたんだ. . .」
その写真は初めて見るものだった。
そこからの写真は私と櫻ちゃんの二人の写真ばかりだった。私が櫻ちゃんを抱っこしてお姉さんぶってすまし顔の写真や二人で小さな手を繋いで歩く写真、覚えていないのになんだか懐かしい気持ちにさせられるのは何故だろう。
「この頃から櫻介は羽菜ちゃんが大好きだったのよ。羽菜ちゃんが遊びに来たときは親そっちのけでずっと羽菜ちゃんにべったりだったもの。遊びに来て帰るときなんて泣いて嫌がって大変だったんだから。」
「そうだったんですか?
遊びに行った時の写真はうちにも何枚かあったんですけど、当時の櫻ちゃんとの記憶は全く無くて. . .」
「それはそうよ。うちに羽菜ちゃんが遊びに来たのは羽菜ちゃんが幼稚園の年長さんくらいまでだもの。どうしても小学生に上がると勉強とかお友達が優先になっちゃうからね。」
おば様の言う通り、幼い時の櫻ちゃんと私の写真は私が5歳までで終っていた。
「でも、羽菜ちゃんと櫻介はそこでパッタリと会うことはなくなったけど、私と羽菜ちゃんのママは時々二人が学校に行ってる間とかに会ってたのよ. . .」
おば様は話していて私の母のことを思い出したのか少し鼻を啜ってから話を続ける。
ページを捲るごとに写真の中に4人の絆の歴史が刻まれているようで私は自然と笑みが溢れる。
「櫻ちゃん可愛い. . .あれっ?」
櫻ちゃんが生まれた時に産婦人科の
病室で摂られたその写真には
私の両親の傍らで嬉しそうに櫻ちゃんを
眺めている当時3歳の私の姿があった。
「私、櫻ちゃんが生まれた時から
出会ってたんだ. . .」
その写真は初めて見るものだった。
そこからの写真は私と櫻ちゃんの二人の写真ばかりだった。私が櫻ちゃんを抱っこしてお姉さんぶってすまし顔の写真や二人で小さな手を繋いで歩く写真、覚えていないのになんだか懐かしい気持ちにさせられるのは何故だろう。
「この頃から櫻介は羽菜ちゃんが大好きだったのよ。羽菜ちゃんが遊びに来たときは親そっちのけでずっと羽菜ちゃんにべったりだったもの。遊びに来て帰るときなんて泣いて嫌がって大変だったんだから。」
「そうだったんですか?
遊びに行った時の写真はうちにも何枚かあったんですけど、当時の櫻ちゃんとの記憶は全く無くて. . .」
「それはそうよ。うちに羽菜ちゃんが遊びに来たのは羽菜ちゃんが幼稚園の年長さんくらいまでだもの。どうしても小学生に上がると勉強とかお友達が優先になっちゃうからね。」
おば様の言う通り、幼い時の櫻ちゃんと私の写真は私が5歳までで終っていた。
「でも、羽菜ちゃんと櫻介はそこでパッタリと会うことはなくなったけど、私と羽菜ちゃんのママは時々二人が学校に行ってる間とかに会ってたのよ. . .」
おば様は話していて私の母のことを思い出したのか少し鼻を啜ってから話を続ける。



