ああ、ムカつくのに
可愛さが勝って
複雑な心境。
羽菜ちゃんは勝ち誇ったように
グラスを手に取ると
ビールをゴクゴクと飲み干した。
「ちょっと、羽菜ちゃん!!
お酒飲むのほどほどにしなよ!
弱いくせに」
流石にこれは黙って見過ごすことはできない。
「失礼ね。そんなに弱くないわよ。
それにあとは部屋で寝るだけなんだから
少しくらいハメ外したっていいじゃない」
羽菜ちゃんは口を尖らせながら
ビール瓶を手に取ると
自分のコップに注ぎだした。
羽菜ちゃんは自分が酔っぱらったら
どうなるか知らないんだ。
「ほら、顔だって
赤くなってきてるじゃないか!」
僕は斗真が仲居さんから
たった今、受け取った
お冷のグラスを奪い取ると
「羽菜ちゃんはコッチ!
これで少し酔いを冷まして」
とビールとすり替えて渡した。
斗真は「あっ、それ...」と
いきなり奪い取られて
呆気にとられている。
羽菜ちゃんは「ほんと口煩いんだから、
分かったわよ」と言いながらも
渡されたお冷をグッと飲んだ。
しかし、羽菜ちゃんは
「うぅっ!櫻ちゃんこれ何?」
と顔を歪めた。
すると斗真が
「それ、焼酎なんだけど。
しかも度数25度」
とオタオタしながら言った。
僕はその言葉に一気に青褪める。
「早く言えよ!
羽菜ちゃん大丈夫??」
僕は斗真に一喝すると
すぐさま羽菜ちゃんの顔を覗き込んだ。
「大丈夫れすよ♪」
しかし、ニコッと笑う羽菜ちゃんは
言葉とは裏腹に呂律が怪しい。
可愛さが勝って
複雑な心境。
羽菜ちゃんは勝ち誇ったように
グラスを手に取ると
ビールをゴクゴクと飲み干した。
「ちょっと、羽菜ちゃん!!
お酒飲むのほどほどにしなよ!
弱いくせに」
流石にこれは黙って見過ごすことはできない。
「失礼ね。そんなに弱くないわよ。
それにあとは部屋で寝るだけなんだから
少しくらいハメ外したっていいじゃない」
羽菜ちゃんは口を尖らせながら
ビール瓶を手に取ると
自分のコップに注ぎだした。
羽菜ちゃんは自分が酔っぱらったら
どうなるか知らないんだ。
「ほら、顔だって
赤くなってきてるじゃないか!」
僕は斗真が仲居さんから
たった今、受け取った
お冷のグラスを奪い取ると
「羽菜ちゃんはコッチ!
これで少し酔いを冷まして」
とビールとすり替えて渡した。
斗真は「あっ、それ...」と
いきなり奪い取られて
呆気にとられている。
羽菜ちゃんは「ほんと口煩いんだから、
分かったわよ」と言いながらも
渡されたお冷をグッと飲んだ。
しかし、羽菜ちゃんは
「うぅっ!櫻ちゃんこれ何?」
と顔を歪めた。
すると斗真が
「それ、焼酎なんだけど。
しかも度数25度」
とオタオタしながら言った。
僕はその言葉に一気に青褪める。
「早く言えよ!
羽菜ちゃん大丈夫??」
僕は斗真に一喝すると
すぐさま羽菜ちゃんの顔を覗き込んだ。
「大丈夫れすよ♪」
しかし、ニコッと笑う羽菜ちゃんは
言葉とは裏腹に呂律が怪しい。



