ありがとう、ばいばい、大好きだった君へ

莉子も、俺や悠の家に遊びにくることも多い。

女友達と遊ぶよりも、俺たちとつるむほうが多いんじゃないだろうか?


まあ、人の家にきてパンツが見えそうなくらいの大股を開いて、寝転びながらゲラゲラとマンガを読むような女子は、野郎といるほうが気が楽なのかもしれない。



その日の帰り。

俺と悠は、莉子の家へ行った。


「大河くん、悠くん、久しぶり〜!」


莉子のお母さんが、玄関までパタパタと駆けてきて出迎えてくれた。


中からいい匂いがすると思ったら、どうやらこの前きたときに出されてうまかった、手作りクッキーを用意してくれていたらしい。


「莉子のお母さんのクッキー、めっちゃ好きなんすよ!」

「まあ、うれしい!たくさんあるから、どんどん食べてね〜!」


ゲームしている間も、次から次へとクッキーが運ばれてきた。