ありがとう、ばいばい、大好きだった君へ

…あ、そういえば。

少女マンガでも、そんなふうなシチュエーションを見たことがある。


「け…けど!ないない!大河なんて、男の魅力ゼロだし!」

「それやったら、オレと賭けてみる?」

「賭け…?」

「オレは、大河が告白されるに1票。外れたら、購買のジュースを奢るってことで」

「…いいよ!それなら、わたしは告白じゃないに1票ね!」


大河が女の子に告白されるなんて想像できないし
、ましてや付き合うなんてっ…。

野球以外に興味があるなら、とっくに彼女なんているだろうし!


だからこんな賭け、無意味すぎる。


「で…、どうやって確かめるの?」

「そんなん、大河たちのあとを追いかけるしかないんちゃう?」

「…でも、覗き見ってよくないよね?」

「とかなんとか言って、ほんまは大河が告白されへんか気になってるくせに〜」