ありがとう、ばいばい、大好きだった君へ

しかし、そんなことよりも、目を開けて…驚いたっ。


なぜなら、大河がわたしの目の前にいたのだから。


状況が理解できなくて、一瞬ポカンとしてしまった。


ぶつけた額は、痛い。

だけど、体は痛くない。


なぜなら、わたしはベッドの上に倒れているから。


……ん?

ベッド…?


そこで、ようやく気がついた。


わたしは、大河に押し倒されてベッドの上にいることに…!


上から覆いかぶさる大河と、ふと目が合う。


すると、大河はすぐに目を逸らした。

しかし、顔がどんどん赤くなっていく。


そんな大河を見たら――。

わたしだった、なんだか頬が熱くなるっ…。


ていうか、そもそもこの状況って…なんなの!?


「…ちょっと大河!早くどいてよっ!」

「あっ…、わ…わりぃ!」