ありがとう、ばいばい、大好きだった君へ

お母さんは、満面の笑みで出迎えた。


『久しぶり〜!』って言ったって、3日前にきたところだけど。


しかも、この前2人がおいしいと言ってくれた手作りクッキーを、今日は大量に焼いて準備していたお母さん。

息子がいないから、どうやら2人のことがかわいくて仕方がないらしい。


「莉子のお母さんのクッキー、めっちゃ好きなんすよ!」

「まあ、うれしい!たくさんあるから、どんどん食べてね〜!」


しかも、成長期の2人の胃袋は尋常じゃない。

無限にクッキーが入っていく。


「よかったら2人とも、晩ごはんもウチで食べていったら?」

「「いいんすか!?」」

「もちろん!今日は、お父さんも早く帰ってこれるから、2人に会える楽しみにしてると思うから」

「やった〜!莉子のお母さんの料理、めちゃくちゃうめぇよなー」