ありがとう、ばいばい、大好きだった君へ

ここにいるのは、99.9%同じ小学校の出身なのだ。


ということは、わたし以外は小学校からの同級生ということになる。


どうりで、このフレンドリーさにも納得がいく。

だって、小学校からの持ち上がりみたいなようなものだもん。


アウェイなのは、…わたしだけだ。


だから、そのアウェイなオーラが出ているのだろうか――。


「…なぁなぁ!見て、あのコ」

「えっ…、だれ?あんなコいたっけ?」


…ほら、さっそくよそ者扱いで噂されている。


わたしは黒板に書かれていた座席表を見て、さっそく自分の席へと向かった。


わたしが横を通り過ぎると、みんな不思議な顔して振り返ってくる。


…もう、やだ。

帰りたいっ…。


『がんばる』なんて思ったけど、さっそく心が折れてしまいそうだった。