ありがとう、ばいばい、大好きだった君へ

あの日以来、俺と悠の時間も止まってしまったように感じた。


莉子の笑った顔を、早くまた見たい。


しかし、そうとは思っても、それは無理なことだろう。


だから、今は莉子がどうしているかが知りたい。

元気がなくても、毎日ちゃんとメシ食ってくれてたらいいんだけど――。


でも、莉子が学校にこないことには、それを確かめようもなかった。


――だったら。


俺は、悠に相談してみた。

こちらから、莉子に会いに行かないかと。


悠も賛成してくれて、さっそく担任の先生に事情を説明した。


どうやら莉子は、今は莉子のお母さんの実家――。

つまり、おじいちゃんとおばあちゃんの家でいっしょに暮らしているんだそう。


先生から住所を教えてもらい、さっそく今日の放課後に会いに行くことに。


ただ、莉子に会えるかどうかはわからない。