ありがとう、ばいばい、大好きだった君へ

照れくさくて、両隣にいる2人と顔を合わせることはできないけど、真正面に目を移しながらだと、素直な気持ちを伝えることができた。


――きっかけは、クリームが溶けかけのフラペチーノだったかもしれない。


それにつられたわけじゃないけど、またこうして2人と話すことができて…よかった。


じゃなきゃ、わたしはずっとあのままだったと思うし。


「俺たちのほうこそ、もっと早くに行くべきやったのに…ごめんな」

「莉子がつらいときに、こんなことしかできひんくて、…ほんまごめん」


2人からの連絡も無視していたのはわたしだったのに、なぜかわたしに謝る大河と悠。


でも、謝られることなんてなにもない。

だって、大河と悠なりにわたしのことを思ってしてくれたのだから。


「…わたし。2人と友達になれて…本当によかった」