総長と私の奇譚~'' まだ '' 好きじゃない~

隼人は私の頬を撫でた。

少しくすぐったい。


「名雲、病院連れて行こ。」

「だな」


私たちは名雲を病院に送ると帰路に着いた。


「…やっぱりお前が好きだ。俺の隣はお前がいい!お前の隣になりたい。」

「私も……。」


私たちは互いを確かめあように腰に腕を回して唇を重ね合わせた。


「俺は今日とかこの前みたいにお前を巻き込むかもしれない。それでも許してくれるか?」

「うん。あのとき、 '' まだ '' 好きじゃないって言ったけどあのときから '' ずっと '' 好きだよ。」