総長と私の奇譚~'' まだ '' 好きじゃない~

コンビニ弁当を食べるだけで理不尽なほどに怒られた。

その時、バイクのコールが聞こえた。

その音はうちの道場の前でピタリと止まった。

私はその事実に危機感を覚えた。


「全員奥に入って。」

「どうしたの?」

「危ないから。」


みんなが奥に入ってしばらくすると道場の扉が開いた。


「ねぇ、ここに芥玲奈っている?」


全員を庇うように一歩前に出る。


「芥玲奈は私だよ。」