総長と私の奇譚~'' まだ '' 好きじゃない~

「うわっ!今日は負けないからな!!」

「絶対勝つ!」

「ご勝手に。」


いつもように道場で最年少の双子がウザ絡んで来る。

そんな二人を横目にどんどん差を開けていく。


「ほらほら、遅いよ。」

「うるせぇ!」

「ペースあげるぞ!」


庭を10周はしたと思う。

乱れた息を整えるためそこら辺を歩いていた。


「ドンマイ。」


今日も私の勝ち越し。

中に入って稽古するよう促す。