総長と私の奇譚~'' まだ '' 好きじゃない~

「げ、一緒のクラスじゃん」


クラス分けのボードを見ながらそう言い放つ。


「げっ、ってなんだよ!!げっってぇ!!」

「えー!私だけ違う!!」


と、おのおのブーイングをかましながらもそれぞれクラスに別れ、学校初日を過ごした。

下校の時間になり、私は千夏と隼人と帰路に着いた。


「二人は部活決めたー?」


千夏から質問が来たので素直に答えた。

そう、素直に答えたそれだけだった。


「帰宅部でいい」


二人は私の口から「帰宅部」という単語が出るとブーイングの嵐が起きた。

「なにそれ!?柔道しなよ!!」

「柔道行けー!俺は帰宅部だけど!」

「……何故。」