総長と私の奇譚~'' まだ '' 好きじゃない~

「地毛です。」

「嘘言うな!入学初日にその頭か!」


私はイギリスと日本のハーフなのだ。

そのため、生まれつき銀髪に淡い空色の瞳をしている。

そのせいか学校の先生にはいつも絡まれる。

隣の千夏も隼人もまたか、と言わんばかりの呆れ顔をしている。


「もー、許してくれよセンセー!こいつハーフなんだよ!」

「ほら、小さい頃の写真です!!」


中学校の時、一度先生に髪の件で反抗したことがある。

そのせいで停学を食らいそうになって以来、二人が仲裁に入るようになった。


「まぁ、いいだろう」

「上から目線。」

「余計なこと言うな!!」


少し怒りを残しつつ、遅れる、と言って二人と学校の中に入っていった。