総長と私の奇譚~'' まだ '' 好きじゃない~

「今日も隼人、橋から飛び降りて川にダイブしたんだよ」

「また隼人くんたちに会いたいわ。」

「!!来週は千夏と隼人連れてくる」

「楽しみ!」



でも、その '' また '' は来ることはなかった。

学校の授業中、寝てたときだった。

先生が慌ただしく入ってきて私を呼び出した。

お母さんが危ない状態だと聞かされた。

病院からすぐ近くの学校だった私だけは自分で来いと言われた。

授業にまともに参加しない分、とても軽いランドセルを背負って学校を飛び出した。


「お母さん!!」


乱れた息のまま母のいる病室の扉を勢いよく開けた。