総長と私の奇譚~'' まだ '' 好きじゃない~

もう少しこの感情は胸の内に秘めていたい。


「なんだよぉー!やっぱ好きなのかよー!」

「…悪い?」

「なっ!みっ認めた!!?」


隼人に報告にいこうとする名雲を全力で止める。


「自分から言わないんだから良いじゃねぇか!!」

「……自分で言う。」


ぎゅっ、と目を瞑り名雲の服の裾を握りそう言った。

その瞬間だった。


「玲奈ぁー!迎え来たぞー!!」