「…プッ…」 あたしは隼人を見て、つい失笑。 や、やばい…余計怒った!? 「な、何笑ってんだよ!?」 「い、いや…何でもありません」 そう言うと隼人は、不機嫌な顔で「そーかよ」とボソリと呟いた。 「さ、優人さんも隼人も、早く朝ごはん食べて学校行かないと、遅刻しますよ!?」 あたしが促すと、二人ともめんどくさそうに自分の席へ座り始めた。 「「「いただきまーす」」」 みんな揃って朝ごはんを食べ始める。 「ねぇ、舞香ちゃん」 「はい??」 食べている途中、優人さんが話しかけてきた。