そんなこんなで、5時間目がやってきました。

大丈夫かな?いけるかな?

「音那。大丈夫だよ。」

「奏…!私頑張るね。」

推しから言われたのなら頑張るか。

よしっ。

「はい、テストやるぞー。」

きたっ…!頑張るぞ。








あれ、思ったより解ける。すごいすごい!

これなら大丈夫な気がする!

「やめ。」

つかれた。

「音那?いけた?」

「うんっ!大丈夫だと思う!」

「なら、よかった。」



午後の授業も受けて帰りのホームルームが来た。

「由那?大丈夫?」

由那があまりにも沈んでるから心配…

由那に何かあったら…。

「うん…。瑠奈くんが怖かった。なんか鬼だった。」

ひとまず瑠奈が体調悪いとかじゃなくてよかった。

でも、瑠奈くんってそーなるんだ。

「意外だね。」

「ね。」

あれ、なんか由那の顔が赤いのは気のせい?

「由那。大丈夫だった?」

「えっ、、、!?!、、」

ん?これもしかして。

「大丈夫だったよ!?あ、ありがとね、、!」

あ、由那好きなんだな。