え? あまりの突然のカミングアウトに、脳みそがフリーズした。
え、え、え? ……好き? 藤堂くんが、私を?
「あーも、恥ずい」と、耳まで真っ赤にさせた藤堂くんはへたへたと地べたにしゃがみ込んでしまった。
恥ずかしそうにしている藤堂くんが可愛くて、また私も耳が赤くなってしまった。
今は藤堂くんの顔をちゃんと見たい。
藤堂くんに目線を合わせるようにしゃがみ込む。
――なんだろう、この気持ち。今までのモヤモヤが全て取れていくような、モヤモヤの先の答えが分かったような気がする。
「……藤堂くん、カッコイイし、優しいし、女子から人気もあるから私なんかじゃ釣り合わないと思う」
「全然かっこよくないし、今も東良にかっこ悪いところ見せちゃってるじゃん」
拗ねるように口を尖らせる藤堂くん。
「――でも、カッコイイよ。嬉しいけど、私が藤堂くんの横に並ぶなんておこがましいよ」
「おこがましくないよ。そんな理由でオレをフらないで」
――藤堂くんの震える声にまた、胸が締め付けられる。
「藤堂くんがずっと気にかけてくれて嬉しかった」
「……ねぇ、オレをフろうとしてる?」



