シュリ王子は連れ帰りたい



私は笑いながら、シュリ君の肩をペチっ。



「監禁をしたい気持ちはあるよ。
 だって理亜の体温を
 ずっと感じていたいんだもん」



テヘっと舌をだした、シュリ君。


甘える弟みたいなキュートさに

私のハートがギュインと唸る。



「理亜には
 仕事を辞めてもらいたいな。

 四六時中、俺にピッタリくっついて
 甘えまくって欲しい。

 それが俺の本心。

 でも、嫉妬心で
 大好きな子を縛り付けるのは
 本当の愛じゃないと思うんだよね」



「シュリ君……」



可愛い系から一変。


急に大人びた顔で

凛とした瞳を

私に向けてくるんだもん。



魅力のギャップに

私の心臓が

バクバク飛び跳ねちゃったよ。




ドロ痛のレイジ君が

どんな人かはわからない。



でも……



シュリ君の方が

圧倒的にカッコイイね。



自分の欲望よりも

相手の気持ちを尊重できるんだから。