シュリ王子は連れ帰りたい



「あの……シュリ君……」



「これが
 地球からゾンビを滅殺する
 交換条件だからね」



「……えっ?」



「理亜は死ぬまでずっと
 俺のそばにいること」



「……ずっと?」



「そうだよ。
 俺から離れることは許さない。
 24時間、ずっとね」



「それは……」


無理だよ。

私には仕事があるし。


そう伝えたかったのに……



「理亜がこの先トキメくのは
 俺だけにして。

 甘えたい相手も
 抱きしめて欲しい相手も
 俺以外は許さないから」



私の心を溶かしそうなほどの

甘い言葉を

ささやいてくるんだもん。



しかも


強気な言葉と反して

自信なさげに瞳を揺らしながら。



私の心がキュンキュンうずいて

どうしようもなくなっちゃった。