シュリ王子は連れ帰りたい




「私がユキで、シュリ君がレイジ?
 それってどういうこと?」


疑問を、素直に言葉にした私。



「こういうこと」


シュリ君は優しく微笑むと

いきなり私を抱えあげた。



ひぃあぁぁぁぁ!!


手にキスの次は……お姫様抱っこ?




「おおお…おろしてよ!」


私の体重が重すぎて

細いシュリ君の腕が

折れちゃったら困るでしょ?



シュリ君に抱えられたまま

バタバタと暴れる私。


でも次の瞬間、私の体が硬直状態に。



だってだって



この世のものとは思えないほど綺麗な

シュリ君の顔が


鼻同士がぶつかりそうなほど近くに

迫ってきたから。




ひぃあぁぁぁ……

唇にキスされちゃう??


そう勘違いして、勝手に焦っちゃった///