シュリ王子は連れ帰りたい



「今日から理亜は、俺のユキってことで」


えっと……

どういうこと?



「今日から俺は
 理亜だけのレイジになるから」



「……ええ?」



意味不明すぎ。

勝手に頭が傾いちゃう。




シュリ君は私の前にひざまずくと

ゆっくりと瞳を閉じ


チュッ!


私の手のひらに、キスを落とした。



ひぃえ??

ちょっと待って!



『童話に出てくる王子様が

 お姫様の前にひざまづいて

 何かを誓っている』


そんな夢のような

甘いシチュになってるんですけど……



王子様の背後に、気持ち悪いゾンビが

ウジャウジャ倒れていらっしゃるのが


ミスマッチというか……

なんというか……