「理亜は、わかってくれるよね?」と
私を見つめるシュリ君の瞳は
悲し気に揺れている。
分かるよ。
地球に宇宙人がたくさん移住してきたら
絶対に思うもん。
私達と仲良く暮らせないなら
よそ者は出ていって。
今の私たちの日常を、壊さないでって。
でも、ごめんね。
だからって
地球を破壊されるのは、絶対に嫌なの。
私は地球人。
この地球に、大切な人がたくさんいる。
お父さんもお母さんも
弟の優くんも、猫のサラも大好き。
地元に戻れば
お喋りがとまらなくなるくらい
心を許せる友達もいる。
20年生きてきた中で
お世話になった人だって
たくさんいるんだ。
地球が宇宙人に侵略されたら
みんなが悲しむ。
地球が破壊されたら、私はもう
大好きな人と会えなくなってしまう。
そんなの、絶対に嫌だよ。



