「俺が宇宙人ってこと
まだ疑ってるでしょ?」
「宇宙人はこの世に存在しないって
テレビで言ってたよ」
『安心してください。
地球以外の星に、生き物は存在していません。
皆さん、地球を捨てて、宇宙に移住しましょう。
ゾンビの恐怖から、逃れられます!』
日本のお偉いさんが
カメラの前で言いきっていたし。
「じゃあ
あれの存在は、どう説明するわけ?」
シュリ君が指をさしたのは、夜空。
キラキラ光る物体が
ギザギザ曲がりながら
こっちに向かって飛んでくる。
「ストップ!」と、シュリ君が叫ぶと
私達の頭上10メートルくらいのところで
物体が止まった。
これは……
まさに……
「UFO??」
「地球人は、そう呼ぶらしいね。
俺はアヤセって名づけてるけど」



