シュリ王子は連れ帰りたい



「玄関のカギを閉めて
 チェーンロックもかければ
 この家に入るのは不可能か」


「夜の街には
 人の肉を食べたいゾンビが
 ウジャウジャじゃん?

 柊真の彼女は
 大量のゾンビに襲われ
 さようなら~。

 私は柊真と結ばれて、ハッピーエンド。

 永遠にうちらは、一緒に暮らせるよ。

 ほら、いい考えでしょ?」



「オマエ、頭いいな~」


「もっと褒めて~ 頭なでて~」




これって……殺人計画?



私って嫌われてたんだ。

柊真君に。


この世から消えて欲しいほど……