シュリ王子は連れ帰りたい



「さぁ僕の理亜。
 ベッドの上においで」



ベッドに上がり込んだシュリ君が

手を伸ばしてきた。



ひぃえぇぇぇ。



かかか……彼の手を、握ってしまったら


シュリ君が

色っぽい・艶っぽい・エロっぽい

極甘王子様に変身しちゃいそう。



シュリ君の甘い声に溶かされる

心の準備

まだできてないのに……




ためらう私。

シュリ君の手を、握れないでいる。




「どうしたの? 固まっちゃって。
 今日は理亜から、俺に甘えまくって
 くれるんでしょ?」



「そそ…そんなこと
 私、言ってないし」



「じゃあ、お願いしちゃおっかな。

 理亜は俺だけのことが大好きで
 俺だけを一生愛しますって

 可愛い行動で示してね」




お願いって言うより

キュートな命令って感じなんですけど……