シュリ王子は連れ帰りたい



「自分から俺に甘える理亜も
 キュートなウサギみたいで可愛いね」



またまた、シュリ君は。

「私のこと、可愛い可愛いって
 言いすぎだからね」



「そう?
 俺はまだまだ、言い足りないけど」



フフフと微笑んだシュリ君。



巨大な愛情を示さんとばかりに

私をギューギュー抱きしめてくる。



「あぁあ~!

 甘えてくる理亜がキュートすぎて
 俺の家に連れ帰りたく
 なっちゃったなぁ~」



ひゃっあっ?

そそ…それは危険!



「シュリ君、今すぐ離して!」



「ダ~メ。
 抱き占めてる腕をほどいたら

 理亜が猛ダッシュで
 逃げちゃいそうだし」



「だってシュリ君。
 お城の自分のお部屋に着くと
 レイジ君モードになっちゃうんだもん」



地球人の男は絶対に言わないような

極甘で、痛々しい愛の言葉を

これでもかって程

囁いてくるんだもん。



まだ慣れないよ……

恥ずかしすぎて……