屋上で廿樂くんと、ヒミツのこと。


「っ…??!あ、歩けるからおろしてっ…!」



こんな時にまで何を言っているんだか。



心優は真っ赤な顔してバタバタと抵抗するけど、離すわけないよね。



「騒ぐと落ちるけどいーの?」



「うっ…」



「いいから黙って抱っこされてて。ちゃんとしがみついててよ」



「………」



もう抵抗する気もなくなったのだろう。



顔を隠すようにして僕の胸に顔を埋め、言われるがままにぎゅっと抱きついてきた。



っ…もう、ほんとにずるいと思う。



可愛すぎるでしょ、こんなの。