「もちろん。逆に、これ乗れたらここのアトラクション全部大丈夫ってことでしょ?」
そんな私の期待はあっけなく散った。
明楽先輩のポジティブシンキングには勝てそうにない。
廿楽くんはさっきから一言も喋ってないし、大丈夫かな…?
「これ、3人で並んで座れるらしいよ?よかったね〜廿楽くん、1人にならなくて」
またもや心配になってきていたら、明楽先輩が廿楽くんに話を振った。
「自分が心優の隣に座る前提で話さないでくれる?先輩はぼっちがお似合いだから」
「あはは、廿楽くん強がってるー。やめるんなら今のうちだよ?心優ちゃんにカッコ悪い姿見られなくなかったら、リタイアしとけば?」
「そっちこそ、泣いたりしないでよ」
あ!また喧嘩になってるし…!
この2人は言い合いをしてないと死んじゃう病気にでもかかっているのだろうか。
「さて…じゃあみんな、異論はないね?」



