「あ、なんか書いてあるよ。えーっと…?
『世界一を誇る、スリル満点のジェットコースター!異次元のスピードを心ゆくまで堪能あれ!』……だってさ」
「「………」」
私と廿楽くんは黙り込む。
明楽先輩…それ、読まなくてよかったやつです。
「なにこれ…めっちゃ楽しそうなんだけど!」
そして、目を輝かせている明楽先輩は本当にワクワクしているのが伝わってくる。
うん…思ってたのと違う。
もっとこう…大人から子供まで楽しめる感じのやつ期待してた。
でも、これかなりガチめのやつじゃない…?
いくら絶叫系が大丈夫とは言っても、さすがに限度というのがある。
「明楽先輩、初っ端からこれ乗るんですか…?」
乗るのが不安になってきた私は、明楽先輩に聞いてみた。
明楽先輩も、自分が連れてきた手前逃げ出せなくなってるんじゃないかなぁ…という期待を込めて。



