屋上で廿樂くんと、ヒミツのこと。


今、廿楽くんの返事に間があったような…。



と思っても、そう言う前に明楽先輩は歩き出していた。



「ジェットコースターどのくらい並ぶんだろう…?」



「結構人多そうだよねー…って、あ。アレじゃない?」



明楽先輩が指さした先を見ると、確かにそこはジェットコースターがあった。



でも、想像していたものとはかなり違っていて。



「……人、少なくない?」



ボソッと呟いた廿楽くんに、3人で目を合わせる。



そして、もう一度列を見てみた。



…………全然人がいない。



普通のテーマパークや遊園地なら、1番の目玉であるだろうジェットコースター。



でも、ここはそうじゃないらしい。



人こそいるものの、今私たちが並びに行ってもすぐに乗れそうなほど空いている。



よく張り紙で「1時間待ち!!」とか見るけど、ここは10分待つか待たないか。



そんな感じに見受けられる。