屋上で廿樂くんと、ヒミツのこと。


…まぁ、仕方ないよね。



新しく出来たということは、もちろんみんなが注目しているわけで。



日曜日に来ようと思っていた人達は、私たち以外にもたくさんいるはず。



明楽先輩も顔にこそ出さないけど、内心疲れているんじゃないかな…?



「なーに言ってんの!俺より若いんだから、しっかりしてよ廿楽くん」



……そんなことなかったかも。



「まず何乗る?やっぱジェットコースターかな…いや、でも最初はゆったりめがいい?心優ちゃんが乗りたいの乗ろうよ」



明楽先輩、超元気。



幼い子供のように目がランランとしている。



もしかして先輩、1人でくるのが嫌だから私たちを誘ったんじゃ…?



そんなことを思っていたら、明楽先輩の方からじーっと見られている気がして振り返った。



「えっと…明楽先輩?私、何かついてますか?」



見られているのはなんとなく落ち着かなくて、私の方から声をかける。