嘘でしょ?!
私、行くなんてまだ一言も言ってないのに…!!
勝手に決められた挙句、廿楽くんと明楽先輩、私の3人で行くなんて…。
あまりにも急すぎて、もはや何も言うまい。
「…ごめん心優。売り言葉に買い言葉で、つい…」
そんな私の横で、申し訳なさそうにシュンとしてしまった廿楽くん。
廿楽くんが悪いわけじゃないのに、そんな顔をさせたらダメだ。
私は首を横にブンブン振って、「大丈夫!」と廿楽くんに笑いかける。
「廿楽くんのせいじゃないよ…!それにほら、廿楽くんと遊びに行くの初めてだし…遊園地も。楽しみだよっ?」
これは本当のこと。
夏休みに遊ぶ約束をしたけど、廿楽くんとならいつでも会いたいし遊びたい。
どんなところでも、廿楽くんが一緒なら楽しいに決まってるもん。



