屋上で廿樂くんと、ヒミツのこと。


彼女を見る度に、俺の心が温かくなるような気がしていた。



そして、ある日の昼休み。



約束していた子たちと食堂でお昼ご飯を食べていたら、なんと後ろの席にあの子とその友達らしき子が座った。



勝手にドキドキしていても、さすがに顔に出すわけにはいかない。



当たり障りのない会話をしつつ、後ろから聞こえてくる会話に耳を澄ませていた。



『ねぇ、例の彼とはどうなのよ?』



『えっ!?ど、どうって言われましても…』



『進展とかしてないわけ?』



『そんなすぐに変わらないよ…!』



どうやら好きな男がいるらしい。



少しガッカリしたのも覚えてる。



『ちょっと優しいかと思ったら、急に意地悪だし…。この前なんか、ジュース買いに行かされたんだよ?!』