屋上で廿樂くんと、ヒミツのこと。


それを黙って聞いてるか、時々口を挟むのが廿楽くんだった。



家族の話とか、そういうのが多かったかな。



卒業するまで屋上に通い続けたね。



そうして中学を卒業したあとも、特に何も変わらなかった。



高校でも相変わらず。



強いて言うなら、少し面倒な子が増えたくらい。



「俺は彼女作らないから」って言って関係を持つのに、「彼女にしてよ」と食い下がる子が増えたなぁっていう印象。



そんな中学と同じような毎日が、いつまで続くんだろうって思ってた。



ついこの前までは。



6月の球技大会で、俺は女バスの応援をしに行ったときのこと。



どうやらうちのクラスは2年生と当たるらしい。



うちのクラスの女子は元バスケ部も現役も多いから、勝つだろうとは思っていたけど…。