「若菜ぁ〜…私、最低すぎるっ…」
「ちょっ、なんで泣いて…〜っ大丈夫だから!何があったのか知らないけど、心優は良い子!最低なんかじゃないから…!」
泣いた子供をあやすように私の頭を撫でる若菜。
クラスメイトの女子たちは、何事?って顔してみてくるけど、そんなの気にならないくらい情緒不安定だった。
今の状況をどうすれば良くできるのか、全くわからない。
今すぐにでもどうにかしたいのに、こんな時に限って熱出しちゃって。
バカは風邪ひかないとか言ったのは誰?
こんな私でさえ、教室で泣きじゃくるぐらい熱でやられてるよ。
「……大丈夫?」
「…ゔん……」
ようやく泣き止んだ私を、若菜は心配そうに見ている。



