「いいじゃん、今の心優ちゃん可愛かったよ?」
「先輩の可愛いの基準がおかしいんです」
可愛いって言い過ぎると軽くなるって、わかんないのかなぁこの人。
思わないから、こうなってるんだろうな…。
1人そんなことを思っていると、両手にワッフルを持ったお店の人が笑顔で手渡してくれた。
「では、895円となります」
「えっと、私のは宇治抹茶だから…」
「これでお願いします」
自分が買ったものの値段を確認してお財布を取り出そうとしたら、明楽先輩が千円札を出してしまった。
「えっ、ちょっと先輩?何して…」
「はい、105円のお釣りです。ありがとうございました」
困惑する私を気にせず、お釣りをもらった明楽先輩。



