廿楽くんと先輩が何やら小言を言い合った末、先輩の方が私に向かってニッコリ笑顔を浮かべた。
「はじめまして。俺は3年の明楽響。廿楽くんとは訳あって知り合いなんだ。よろしくね」
ここは日陰だというのに、先輩の周りだけ光って見える。
イケメンオーラというやつだろうか。
とにかくキラキラしてて、やたら眩しい。
「い、1年の音海心優、です…」
私も釣られて挨拶するけど、どう頑張っても直視できなくて目をキョロキョロさせてしまう。
廿楽くんで美形に見慣れているとはいえ、真正面からキラキラスマイルをくらったら、平然としていられないのがこの世の摂理だ。



