「陶山、良い人すぎて、詐欺に合いそう。変な壺とか買ったらダメだよ」 「なんだそれ」 私たちは食事と共に、いつもの軽快なやりとりを再開した。食後にはしっかり大きいパフェも二人で食べた。お店を出ると、真夏の太陽が私たちを眩しく照らした。 「じゃ、またな!」 駅の改札口で別れる。 「うん、部活頑張ってね」 「おう、あ、そうだ、もし冬に全国大会出れたら応援に来いよ!」 「わかった。楽しみにしてる」 「何かあったらいつでも連絡しろよ!」と大きく手を振る彼に、私も笑顔で「バイバイ!」と告げた。