鏡子とサキは端のほうでおしゃべりを楽しみ、

レシナは俯き微笑を浮かべサキの隣で
肩肘をついている。



私は緊張してきた。


今から何か
式が始まるような汗ばむ緊張、


あ.....水出しの味、確かめなくちゃ、











私は下のクーラーボックスから
氷を取り出して、


グラスに一個、二個、三個と

入れて

ミネラルウォーターをちょろちょろと

僅かに注いだ。


永次コーヒーからいただいた水出しの素を

私はすっーと勢いよく鼻で嗅ぐ、

『んん、いい香り』


私はグラスに注ぎ、


試飲をしようとした。













とんとんとななみの肩を叩き、
「試飲は僕の役だよ、、ななみ」







!!!!?



『しのりさん、なぜここに?』




「待たせたね、コーヒー豆だよ」



『元気になったんだね......』




「うん」











『わたしたちってさぁ何も言わなくて
       も
    わかるよねー』





「うん」




『今日あなたの夢みたんだー』




「僕も見たよ。


でもあなたとの障害は距離ではなく


時間、時間軸が大きくぶれていて


出会えなかったみたい。


出会うときはシンクロするように


出会えるけど


サキさん、鏡子ちゃん、レシナ、永次店長が


うまく繋げてくれたよ」



『うん』





「今日いい天気だねー?新緑の季節で
何か始めたい季節だね」




『そうだねー  取り敢えずコーヒー飲んできなよ

また仕事でアイムズコーヒーに来るんでしょう』




『「そうだね』」

『「新しい毎日、出会いに
    ありがとうございます☺︎

          乾杯」』🧋☕️



『ずっーと この瞬間と一緒にいたいね♡』




『私達って出会ってから

今日という日を迎えるため.......



うん、


辛かった。。』






●●●





「そうだね」



『私達ってアイムズコーヒーのような味の
ようなふたりだよね』



「はははは」



『それはそれは甘い香りにそそられて
最初ひと口つける

するとひんやりしてソッポ向かれて

出会えなくなるきゅうに苦くなり


苦しみの想い。


甘いシロップのように切なく憂い悲しみ


コーヒー全体の味としては


今この瞬間がいちばん美味しい』




「僕の持ってきたコーヒー豆で

アイムズコーヒーの水出しを作ってくれないか?」





『はっ?

      作ってくれないか?』








「?」














『..........一緒に共同作業の始まりでしょう?

一から教えていくわよ、いいね しのりさん?』



愛していると

いつも想い

無理難題の恋でも

ずっと一緒になりたい


アイムズコーヒーで私達は出会いました。


またコーヒー飲みにきてください♡♡♡




♦︎★*・゜゚・*:.。..。.:*・'♢♡♢♡♢♡♢♡˚✧₊⁎⁺˳✧༚☀︎

 【想いは

    グランデよりも

         たくさんの愛を込めて】  

                  ♡♡♡♡♡

˚✧₊⁎ ♡♡*☆☆★♢☆♢♤♢♢☆*:.。.★ ★★★☆☆






F.f.i.n