🌘🌘🌘🌘第四部:シンギュラリティ🌒🌒🌒🌒🌒





今まで感じたことのないふわふわっとした昨晩のまどろみあの気持ちよさは一体どこから来るのだろうか？肉体と肉体が接するあの感触、

実際に触っているような、あのリアルな映像、

とろけるような甘い味、まだ舌に残っている。


あの人は一体誰なのだろうか？


接していた場面は、充分感触は残っているのだが
顔だけがモヤに包まれていたかのように一向に思い出せない。


けど、なんとなくわかっている、


あの男なのだろう。


彼とのベッドを共にした感覚は、違う気がするが


よく思い出してみると、コーヒーを私が淹れた？

のか


彼が淹れてくれたのか？
と思い出せないが


御褒美にパンチラを
されたようないたずらをされて、若干戸惑う。



相変わらず何なんだろうね？と私は思う。





「はあ.....今日もぐだぐだの朝か？

ななみさんもうこんな時間だよ

おはようさん〜☺︎」



小鳥が鳴いている

朝日は高く、暖かく感じる朝の光景


新緑の季節で


コロナ感染症になって一年が過ぎようとしている。