「わたしはいいのよ、別に見下されてても。困るのは、他の生徒に影響が出るとこ」
はぁっとため息をつき、この前の大西さんを思い出した。
夏期講習に向けて集中力を高めていって欲しい時期。せっかくいい感じに伸びて来ている受験生達の邪魔は、したくない。
「室長に言って担当変えて貰えば?」
「無理だよ、あの時間高校古文見れるのわたしくらいだし」
「授業にならないなら誰が担当しても同じでしょ」
「いや、さすがにそういうわけにはいかないよ」
「何だかんだ真面目だよなぁ、桜井は」
丹羽はそう言って、ジンジャーエールを飲み干した。
「まぁ、楠木目当てなら時期が来たら辞めるだろ。お金出してる親御さんには悪いけど、適当にあしらいながら受験組に集中してやろ」
「......むぅ」
なかなか腑に落ちない表情をしてるわたしに、「今日は俺も入ってるから、フォローするって」と肩を叩いてくれた。
はぁっとため息をつき、この前の大西さんを思い出した。
夏期講習に向けて集中力を高めていって欲しい時期。せっかくいい感じに伸びて来ている受験生達の邪魔は、したくない。
「室長に言って担当変えて貰えば?」
「無理だよ、あの時間高校古文見れるのわたしくらいだし」
「授業にならないなら誰が担当しても同じでしょ」
「いや、さすがにそういうわけにはいかないよ」
「何だかんだ真面目だよなぁ、桜井は」
丹羽はそう言って、ジンジャーエールを飲み干した。
「まぁ、楠木目当てなら時期が来たら辞めるだろ。お金出してる親御さんには悪いけど、適当にあしらいながら受験組に集中してやろ」
「......むぅ」
なかなか腑に落ちない表情をしてるわたしに、「今日は俺も入ってるから、フォローするって」と肩を叩いてくれた。


