「運命の人を見つけたの!」
不安だった舞台も、最初のセリフを言えてしまえば流れるように進んでいった。
「人間の男なんてやめておきなさい」
衣装に身を包んだ七瀬ちゃんは、もうどこからどう見てもきれいだ。
トラブルなく場面が終わっていくことに安心しても、次のセリフは大丈夫かと不安になる中、観客席からもきれいに見えているだろうななんて考えてしまう。
「なにを言われたって、私はあの人に会いに行くから!」
セリフを言ったあと、姉たちから逃げるように走って舞台袖へとはける。
すると舞台が暗転し、また次の場面へと移った。
ここからは、人魚姫が足をもらうため海の魔女と契約するシーンだ。
舞台が明るくなると、そこには妖艶な雰囲気に身を包んだ瑠々ちゃんがいた。
いつものかわいらしい雰囲気はなく、どこか不気味で怖い。
メイクを変えただけでこんなに印象が変わるとは思わなかった。
「ふーん……人間になりたい、ねえ」
「お願い、どうしても王子様に会いたいの」
「叶えてあげてもいいけど、代償を払ってもらうわよ」
「本当!? 足がもらえるならなんでもする」
「……そう。それなら契約成立ね」
セリフのあと魔女は杖を上げ、照明がチカチカと点滅する。
この演出が終われば暗転し、また場面がひとつ無事に終了する。
不安だった舞台も、最初のセリフを言えてしまえば流れるように進んでいった。
「人間の男なんてやめておきなさい」
衣装に身を包んだ七瀬ちゃんは、もうどこからどう見てもきれいだ。
トラブルなく場面が終わっていくことに安心しても、次のセリフは大丈夫かと不安になる中、観客席からもきれいに見えているだろうななんて考えてしまう。
「なにを言われたって、私はあの人に会いに行くから!」
セリフを言ったあと、姉たちから逃げるように走って舞台袖へとはける。
すると舞台が暗転し、また次の場面へと移った。
ここからは、人魚姫が足をもらうため海の魔女と契約するシーンだ。
舞台が明るくなると、そこには妖艶な雰囲気に身を包んだ瑠々ちゃんがいた。
いつものかわいらしい雰囲気はなく、どこか不気味で怖い。
メイクを変えただけでこんなに印象が変わるとは思わなかった。
「ふーん……人間になりたい、ねえ」
「お願い、どうしても王子様に会いたいの」
「叶えてあげてもいいけど、代償を払ってもらうわよ」
「本当!? 足がもらえるならなんでもする」
「……そう。それなら契約成立ね」
セリフのあと魔女は杖を上げ、照明がチカチカと点滅する。
この演出が終われば暗転し、また場面がひとつ無事に終了する。



