それでもそんな君が好き

劇の内容はほとんど原作と同じだ。

ある嵐の夜、人魚姫は海で溺れた王子様を助ける。
その出会いで王子様にひとめぼれした人魚姫は人間の足を手に入れるため、海の魔女と契約する。

声と引き換えに足を手に入れた人魚姫は王子様と出会うことが出来るが、自分が海で助けた人魚だと伝えることができない。

それでも憧れの王子様と幸せな毎日を過ごしていたが、ある日王子様にお見合いの話が舞い込んでくる。
その女性と出会った王子様は、彼女が海で助けてくれた人だと勘違いしてしまう。


原作なら、王子様はお見合い相手の女性と結婚し、人魚姫は泡になって消えてしまうが、私たちの劇はここからの展開が少し違う。


実はお見合い相手の女性は、その美貌を武器にお金持ちの男性を何人も落とし、財産をすべて持って行ってしまうという恐ろしい人物だった。

そんな彼女の正体に気づいた人魚姫は王子様を救い出し、王子様は人魚姫との結婚を決める。

憧れの人と結婚することができた人魚姫は声を取り戻すことができ、ハッピーエンド。


最後の場面は、王子様と結婚した人魚姫が舞踏会で幸せそうに踊って終わる。
ダンスも演出もここに一番力を入れていて、直してくれたドレスもとてもきれいに仕上がっていた。


失敗できない。
だけど、あっちゃんが言っていたようにまずは自分が一番楽しまないと。

そうじゃないと見てくれている人たちを楽しませることなんてきっとできない。