うぅ…返信もうちょっと待ってたかった、、、気になりすぎる

乗り気ではないまま、階段をゆっくり降りる


ふわっ

あれ??まって!この匂い!!!

気づいた瞬間、歩くスピードを速め、勢いよくドアを開ける


「陽葵やっときた!今日のご飯は陽葵の好きなオムライスだからね」


「好きすぎてもう匂いでわかっちゃった!!嬉しい!お母さんのオムライス大好きなの!」


乗り気ではなかったのも、すぐ吹っ飛んで私のテンションは爆上がり。


うきうきで席に着いた。

「お父さんもお母さんのオムライス絶対食べたかっただろうなぁ…」

お父さんは長期の出張中なので今日は不在。

昨日”出張嫌だ、、行きたくない!香織や陽葵、陽斗とも離れたくない、、、”と半泣きになってたっけ?