「ユリさん、俺運転しますよ。」
「ありがとう。・・・そうだ、温泉どうだった?」
「最高でした。気持ち良くてずっと入っていたかった。初めてですよこんなの・・・」
「よかったね。温泉好きになった?」
「今日のとこは景色もいいし、人がいなかったから良かったけど、やっぱり他人と入るのはイャかな。」
「そうか・・・まあ、気持ち良くてよかった。・・・そういえば、ずっと聞きたかったんだけど凛空はアクセサリーや香水を付けないわね。普段も?」
「昔、ピアスは一つしてた。もう穴ふさがったけど。基本的には好きじゃない。それと香水は嫌い。なんだか主張しすぎるというか・・・ユリさんもしないよね。」
「私は、アクセサリーも香水もあまり好きじゃないの。だからほとんどしない。今はこの結婚指輪をネックレスに通してしているだけ。」
「旦那さんのと2つ通しているんだね。」
「そうね。お守りみたいなもんよ。」
「香りは食べ物に移るからしない。それに香水が強い人と食事してもおいしくないでしょ。だから私はしない。ネイルもね。でも、仕事が全部終わった時にほんの少し天然ハーブの香りのあるハンドクリームを塗るの。手は荒れるからね。なんかその香りをかぐと終わった~って感じになる。仕事終わりのスイッチというか癒しかな。」
「なる~」
「うん?」
「あっ、なる~は、なるほどデス。」
「わかりました。フフフ。」



