午前5時
瞳がノックをして眩しい朝を迎えた
「んん」
ベットから起き上がると背伸びをした。
「はぁ、今日も…か…」
そんな事を呟きながらベットから出て自分の部屋を出た。
そのまま洗面所に行き、まだ起きていない頭を起こすためヘアバンドを付け、冷たい水で顔を洗う。
洗顔をして、化粧水をつけ乳液をつけてパチンッと軽く両手で頬を叩く。
「よしっ」
さっきまでぼーっとしていた頭が起き、気持ちを切り替えて髪の毛のゴムを持ってリビングに移動した
生まれつき真っ直ぐな髪の毛は毎朝くしを通さなくても真っ直ぐのままで助かる。
髪の毛をゴムでまとめて、机の上に置いてある朝ご飯を見ながら椅子に座った
「おはよう、お母さん」
「おはよう」
挨拶を交わすと目線を皿の上に向ける
皿の上には綺麗に焼けている目玉焼きとベーコン。キャベツなどが添えてあった
私はお箸を手にしてキャベツから手をつけた
「結奈、お父さんも私今日も帰り遅くなるから冷蔵庫に入れてるの食べておいて」
「分かった」
私の両親は会社の中でもレベルがたくて仕事を任せられるのが多いらしい。
だから、帰りが遅くなるなんてしょっちゅうある。
「ごめんね迷惑かけて」
「ううん、いいの。お母さん達も無理しないでね」
「ありがと」
私は朝ご飯を黙々と食べて、食器を洗っていると
「あ、結奈あの子の件。まだ分からないわ」
「…分かった、ありがと」
私がお礼を言うと。お母さんは廊下につながるドア開けて
「それじゃあ行ってくるね」
「いってらっしゃい」
と、言ってお母さんは会社に向かった。