「あ、やべ、下っ端が今すぐ来てくれって…危ないことがあったって知らせだ。今から行ってくる!何があってもこの家から出ないでくれよ。出ないこと以外何してもいいから!飲み物も好きな物飲んでくれていいから、まゆと天明屋が来るって言って揃えてたくれてたらしいし」
『わかった!』
「ほな、行ってくるわ。待っててな」
「無事を祈っててください」
大事なことを言い残して、白鷹楼は倉庫へ向かった
「まゆ、なにする?」
「んー、喉乾いたから、台所行こうかな……あれ?でも台所どこにあるの?」
初めて来たから当然、場所がわかるはずもなく
「おじさんに聞いてみる?」
「そうしよう」
私と京佳ちゃんは、おじさんの所へ足を進める